STRENGTHS SANWAのマグネットポンプ 強みの深層
1. 液漏れと異物混入がない「マグネットポンプ」
2. 腐食・高温・高圧に対応可能な 「ステンレス製」
3. 安心・安全を向上する「SiC製液中軸受け」
4. 耐久性UPと小型化を両立した「両持ち構造の液中軸受け」
5. 小型化を実現する「自社開発のマグネットカップリング」
6. ユーティリティレスを実現する「内部循環システム」
7. 芯出し作業不要、潤滑油不要、かつ小型化を実現する「モーターフランジ接続構造」
8. スラリー液にも対応可能な「ゆとりのある内部設計」
9. 溶接なしで高い信頼性の 「鍛造製リアケーシング」
10. メンテナンス性に優れた「1箇所だけの静シール」
11. シンプルな脱着を実現する「カートリッジ式の回転体」
12. 熟練の技術や特殊工具を必要としない「積み木構造」
13. 管理コストを抑える「高い部品互換性」
1.液漏れと異物混入がない「マグネットポンプ」
マグネットポンプには
軸シール(メカニカルシールやグランドパッキン)がございません。
一般的なシールポンプは、ポンプ内部から外部への液漏れと、ポンプ外部から内部への異物混入を完全に防ぐことができません。なぜならば、シールポンプはシャフトがポンプ本体を貫通する構造になっているからです。シャフトの貫通部には軸シール(メカニカルシールやグランドパッキン)を設けて、液漏れと異物混入を最小限に抑えますが、完全に防ぐことはできません。
一方で、マグネットポンプは液漏れと異物混入を完全に防ぎます。ポンプ本体がシャフト貫通部のない密閉容器になっているからです。シャフトは密閉容器を隔てて分割された構造になっています。密閉容器の内側と外側のシャフトにはそれぞれ、マグネットが取り付けられます。動力は、このマグネットの磁力を用いて伝達します。一般的なシールポンプに設けられる軸シール(メカニカルシールやグランドパッキン)は必要ありません。