水素ステーションの恒温装置(チラー)への
マグネットポンプ採用事例
概要
導入製品 | ML(中型低温用マグネットポンプ) |
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使用流体 | ブライン(不凍液)-40℃ |
ポンプ用途 | 冷凍機(チラー)のブライン送液 |
近年、温室効果ガス排出量の削減が急務となっています。様々な新エネルギーが注目されていますが、水素と酸素を化学反応させて電気を発電する燃料電池もその内の1つです。2015年燃料電池自動車の一般ユーザー普及開始に向けて、水素ステーションの建設が急ピッチで進められています。
その水素ステーションでもマグネットポンプが使用されています。水素ステーションの設備構成は数種類ありますが、水素を燃料電池自動車に充填する際に、水素の温度が上昇する事を防ぐ事が必要です。その温度上昇を防ぐ為に、水素を冷却する冷凍機(チラー)の内部にポンプが組み込まれています。
システムフロー図
※プレクール内に使用されています。
水素ステーションにおける三和マグネットポンプのメリット
低温仕様 | ―40℃のブライン(不凍液)が送液可能(ポンプの仕様は―80℃) |
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漏れない | 装置内での液漏れが無く、安心 |
小入熱 | モーターからの入熱が無い為、冷凍機への負担が少ない |
メンテナンスフリー | SiC軸受を採用しており、消耗部品無しで長寿命 |